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ポリュムニアーあるいは
ポリュヒュムニアーは、
ギリシア神話の女神である。
長母音を省略してポリュムニア、
ポリュヒュムニアとも表記される。
ムーサの1人で、讃歌と雄弁を司る。
名前は多くの歌を意味する。
ゼウスとムネーモシュネーの娘で、
カリオペー、クレイオー、メルポメネー、
エウテルペー、エラトー、テルプシコラー、
ウーラニアー、タレイアと姉妹。
トリプトレモス、エロース、
オルペウスの母とされることがある。
たいへんに厳格な女性で、憂いに沈み、
瞑想にふける。指を口にあて、
長い外套とベールを身に付け、
ひじを柱にもたれた姿で描かれる。
この女神は、不朽の名声を得る
作品を書いた作家に名声を運んでくる。
しばしば、幾何学、修辞学、
瞑想、農業を司る神とも見なされる。