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アウクソーは、
ギリシア神話に登場する女神である。
カリスの一柱で美と成長を司る。
長母音を省略してアウクソとも表記される。
別名はアウクセシアーで、ダミアーと関連する。
古代ギリシア語の成長、
大きくする女神を象徴する女神の意味である。
アッティカ地方、
特にアテナイではヘーゲモネーとともに
2柱説の女神カリスの1柱である。
アウクソーは春を司るカリスで、
万物の生長を掌る。
ヘーゲモネーは秋を司るカリスで、
果実の収穫を掌る。
またゼウスとテミスとの間に生まれた
季節の女神・ホーラの1柱ともされており、
夏を司る存在として植物の生長を象徴する。
タロー、カルポーとともに3柱説のホーラの1柱でもある。