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ウーラニアーは、ギリシア神話に登場する女神である。
天上の女の意。長母音を省略してウラニアとも表記される。
ウーラニアーは、ギリシア神話に登場する
文芸の女神ムーサたちの1柱。
すべてのムーサたちと同じくゼウスと
ムネーモシュネーの娘で、カリオペー、
クレイオー、メルポメネー、エウテルペー、
エラトー、テルプシコラー、タレイア、
ポリュムニアーと姉妹。
9柱のムーサたちのうち、
占星術と天文を司る。
表される際の持ち物は杖とコンパス、
天球儀などである。
ただし、この様にムーサたちが細分化されたのは
ローマ時代もかなり後期になってからである。
彼女は未来予知に通じており、
神官や巫女が多く彼女の元を訪れて
教えを乞うたと言われている。
後にリズムやメロディーを生んだと
伝えられる音楽家アムピマロスと結ばれて
リノスという子をもうけたと言う。
また後にアポローンとの間にヒュメナイオスを
生んだともされるようになった。